映画「ロストケア」フル動画はどこで見れる？無料お試しレンタル料金不要サブスクは？Dailymotionで見れる？

葉真中顕によるミステリー小説を原作とする作品。
老人と訪問介護センターの所長の命を奪ったと思われる介護士の斯波宗典を検事の大友秀美が取り調べるが。
「大名倒産」「水は海に向かって流れる」の前田哲が監督を務め、主演の松山ケンイチと長澤まさみのほか、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、柄本明などが出演した映画「ロストケア」

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映画「ロストケア」の作品情報・あらすじ
映画「ロストケア」フル動画をDailymotion、YouTubeなどで視聴することはできる？
映画「ロストケア」の関連作品
まとめ

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映画「ロストケア」の作品情報・あらすじ

映画「ロストケア」は、介護士が自分の判断で介護施設の高齢者の命を奪っていくという衝撃的な物語です。
原作は日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した葉真中顕の小説で、前田哲監督が映画化しました。
主演は松山ケンイチと長澤まさみで、初共演となります。

高齢化社会における介護問題や孤独死をリアルに描いた社会派エンターテインメントです。
介護をする側とされる側の苦悩や葛藤が深く掘り下げられています。

犯人の介護士と検事が対峙するシーンが見どころです。
犯人の介護士・斯波宗典は自分の行為を「救い」だとして、検事の大友秀美は自分の信念が揺らぐほどの衝撃的な証言を聞かされます。
ふたりのやりとりは緊迫感と感動があります。

凄まじい柄本明の演技に注目です。
柄本明は主人公の父親役で、脳梗塞の後遺症でひとりでは生活できなくなった老人を演じます。
認知症や自殺願望を見せるシーンは圧巻です。

本作の撮影期間は約1ヶ月で、松山ケンイチと長澤まさみはほとんど毎日一緒に現場にいたそうです。

本作の主題歌は森山直太朗の「さもありなん」です。
この曲は映画のために書き下ろされたもので、作詞・作曲は森山直太朗が担当しました。
歌詞には映画のテーマである「介護」と「死」についてのメッセージが込められています。

本作と原作にはいくつかの違いがあります。

本作では女性である検事・大友秀美は、原作では検事は大友秀樹という男性です。
映画では斯波の父親が折り鶴を折っていたというシーンがありますが、原作ではそのようなシーンはありません。
映画では検事の大友秀美の父親が孤独死したという設定がありますが、原作ではそのような設定はありません。
映画では、斯波が命を奪った利用者の数が43人と明かされますが、原作ではその数は明かされません。

この映画のロケ地は、主に長野県の諏訪市、茅野市、諏訪郡下諏訪町、伊那市です。

映画タイトルが表示される湖の景色のシーンは、諏訪市立石公園で撮影されました。ここは、諏訪湖や周辺の山々が一望できる観光スポットで、夕景や夜景が美しいです。
検事の大友秀美が連続殺人犯の斯波宗典の取り調べをするシーンは、伊那市創造館の講堂で撮影されました。ここは昭和5年に建てられた旧上伊那図書館で、市有形文化財として保存されています。

主演の松山ケンイチは、42人もの老人を殺した殺人犯という難しい役どころに挑戦しました。
彼は「本作は介護の仕事をする方たちの苦悩や葛藤をリアルに描いている。自分が歳をとってしまった未来について考えていただければと思う」と語っています。

検事役の長澤まさみはは「本作では現在の介護や死についての問題が投げかけられている」とコメントしています。

認知症の父親を演じた柄本明は、圧巻の演技で観客を魅了しました。
彼は「本作は、高齢者介護という社会問題について様々なことを考えさせてくれる。自分が登場人物の立場になったらどうするかということを考えていただければと思う」と話しています。

映画「ロストケア」のあらすじ

ある朝、民家で老人と訪問介護センターの所長が亡くなっているのが見つかる。
所長が亡くなったのは利用者の家で窃盗を働いていた際に階段から落ちたためと思われたが、老人の近くで見つかった注射器の存在が謎であった。

防犯カメラの映像からセンターに務める介護士・斯波宗典（松山ケンイチ）の存在が浮かび上がる。
検事の大友秀美（長澤まさみ）の尋問により、斯波は老人の命を奪ったこと、その際に所長と鉢合わせてもみ合ったことで所長が階段から落ちたことを自白。

さらに、斯波の休日にセンターの訪問先で40人を超える高齢者が亡くなっていることも明らかになる。
大友が尋問すると斯波は、認知症になった老人とその介護に疲弊した家族を救うために命を奪ったと告白する。

斯波の動機には、彼自身の過去が深く関係していた。
斯波は介護士になる前に、脳梗塞の後遺症でひとりでは生活できなくなった父親の介護をしていたが、父親は認知症になり自分の存在を忘れてしまう。
斯波は生活保護も受けられず、介護の負担で生活に困窮するようになる。

しかし、ある日、一時的に正常に戻った父親から「殺してくれ」と頼まれ、斯波は注射器に入れたニコチンで父親の命を奪う。

その後、介護士として働き始めた斯波は自分と同じような境遇にある家族を救うために、密かに高齢者の命を奪い続けてきた。

斯波の行為を責める大友だったが、彼の言葉に自分の信念が揺らぎ始める。
大友もまた、介護が必要な母親を老人ホームに入れたことで、また、生き別れになっていた父親が孤独死したことを知って、自分を責めていたからであった。

そして、裁判が始まり、斯波は自分の思想を熱弁するが…。

映画「ロストケア」のスタッフ

監督：前田哲
製作：鳥羽乾二郎、太田和宏、與田尚志、池田篤郎、武田真士男
エグゼクティブプロデューサー：福家康孝、新井勝晴
プロデューサー：有重陽一
原作：葉真中顕『ロスト・ケア』（光文社文庫刊）
脚本：龍居由佳里、前田哲
撮影：板倉陽子
美術：後藤レイコ
衣裳：荒木里江
編集：高橋幸一
音響効果：赤澤勇二
主題歌：森山直太朗『さもありなん』
照明：緑川雅範
録音：小清水建治
ＶＦＸスーパーバイザー：佐藤正晃

映画「ロストケア」のキャスト

斯波宗典：松山ケンイチ
大友秀美：長澤まさみ
椎名幸太：鈴鹿央士
羽村洋子：坂井真紀
梅田美絵：戸田菜穂
猪口真理子：峯村リエ
足立由紀：加藤菜津
春山登：やす（ずん）
柊誠一郎：岩谷健司
団元晴：井上肇
川内タエ：綾戸智恵
沢登保志：梶原善
大友加代：藤田弓子
斯波正作：柄本明

映画「ロストケア」フル動画をDailymotion、YouTubeなどで視聴することはできる？

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映画「ロストケア」の関連作品

監督：前田哲のその他の作品

こんな夜更けにバナナかよ　愛しき実話 (2018)
監督：前田哲
出演：大泉洋、高畑充希、三浦春馬他

水は海に向かって流れる (2022)
監督：前田哲
出演：広瀬すず、大西利空、高良健吾他

大名倒産 (2023)
監督：前田哲
出演：神木隆之介、杉咲花、松山ケンイチ他
浅田次郎による小説を原作とする作品。
思いもよらず越後・丹生山藩の藩主となった鮭売り・小四郎。
だが、藩は莫大な借金を抱えていて…。

出演：松山ケンイチのその他の作品

DEATH NOTE　デスノート (2006)
監督：金子修介
出演：藤原竜也、松山ケンイチ、瀬戸朝香他

Ｌ　change the WorLd (2008)
監督：中田秀夫
出演：松山ケンイチ、工藤夕貴、福田麻由子他

カイジ　人生逆転ゲーム (2009)
監督：佐藤東弥
出演：藤原竜也、天海祐希、山本太郎、松山ケンイチ他

GANTZ (2010)
監督：佐藤信介
出演：二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子他

清須会議 (2013)
監督：三谷幸喜
出演：役所広司、大泉洋、小日向文世、松山ケンイチ他

怒り (2016)
監督：李相日
出演：渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ他

関ヶ原 (2017)
監督：原田眞人
出演：岡田准一、有村架純、平岳大、松山ケンイチ他

ユリゴコロ (2017)
監督：熊澤尚人
出演：吉高由里子、松坂桃李、松山ケンイチ他

プロメア(2019)
監督：今石洋之
声の出演：松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人

聖☆おにいさん　第II紀 (2019)
監督：福田雄一
出演：松山ケンイチ、染谷将太、山田裕貴

宮本から君へ (2019)
監督：真利子哲也
出演：池松壮亮、蒼井優、松山ケンイチ他

ホテルローヤル (2020)
監督：武正晴
出演：波瑠、松山ケンイチ、余貴美子他

ブレイブ -群青戦記- (2021)
監督：本広克行
出演：新田真剣佑、山崎紘菜、鈴木伸之、松山ケンイチ他

ノイズ (2022)
監督：廣木隆一
出演：藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介他

大河への道 (2022)
監督：中西健二
出演：中井貴一、松山ケンイチ、北川景子他
立川志の輔の創作落語を原作とする作品。
郷土の偉人・伊能忠敬を主人公とする大河ドラマの制作を実現させるプロジェクトの担当者に任命されてしまった市役所職員の奮闘と、日本地図を完成させようとする伊能忠敬の弟子たちの姿を並行して描く。