「ワイルド・スピード」シリーズ第8作。
ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサムのレギュラーメンバーに加え、シャーリーズ・セロン、カート・ラッセルなどを加えた豪華キャストが世界各地でド派手なアクションを展開する映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」
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映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」のあらすじ、スタッフ・キャスト
「ワイルド・スピード ICE BREAK」は、2001年10月20日に公開された「ワイルドスピード」を第1作とする、2017年4月28日に公開された本作でシリーズ8作目となる大人気カーアクション映画です。
本作「ワイルド・スピード ICE BREAK」を担当した監督のF・ゲイリー・グレイは1995年に「friday」で映画監督デビューを果たし、数々の人気作を世に登場させました。
本作以外には、2003年には本作と同じカーアクション映画「ミニミニ大作戦」を、そして、日本でも大人気のスティーヴン・スピルバーグが総指揮を務め2019年6月に公開された「メン・イン・ブラック」シリーズの第4作目の「メン・イン・ブラック：インターナショナル」などを手がけています。
ド派手なカーチェイスやカースタントなどが満載である本作は、一瞬も目を離せないスリリングな作品へと仕上がっています。
また、「ワイルド・スピード」シリーズの一作目から登場している主人公「ドミニク・トレット」を演じたヴィン・ディーゼルが引き続き出演しており、映画の冒頭から大迫力のアクションを繰り広げ「ワイルド・スピード」ファンの期待に応えてくれます。
映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」のあらすじ
キューバのハバナでハネムーンを楽しんでいたドミニク・トレットとレティシア・オルティス。
ひょんなことから、ラルドに車をかけたレースを申し込まれてしまう。
ラルドの乗る車はフォード・カスタムライン。
一方ドミニクはオンボロの今にも壊れそうな車を指定されてしまう。
しかし、そんな不利な状況でもドミニクは全くひるまず勝負を受けギリギリのところで勝利を手にするが、勝利の代償に勝負に使用したオンボロの車は炎上し海に沈んでいく。
その後、街中を歩いていたドミニクはサイファーと名乗る女性と出会う。
その女性からドミニクは仕事の依頼を受けるが始めは拒否をする。
しかし、サイファーがスマートフォンの画像を見せるとドミニクの表情が一変、ドミニクは仕事を引き受けることとなる。
その頃、愛娘のサッカーチームの監督を行っていたホブスが外交保安部より、ベルリンの武器商人達によって奪われた電磁パルス砲を取り戻すよう依頼を受ける。
ホブスはすぐにドミニクたちが所属するファミリーに連絡を取り招集する。
ホブス達ファミリーはベルリンの武器商人のアジトに潜入し、無事、電磁パルス砲の奪還に成功する。
しかし、ドミニクは作戦の途中でファミリーを裏切って電磁パルス砲を手に入れ、サイファーのもとへ逃走を図る。
ホブスは警察に逮捕され、兵器強奪犯として刑務所に入れられる。
刑務所でミスター・ノーバディと出会い、新たな任務を引き受ける代わりに釈放すると持ち掛けられるが、正義感の強いホブスはその提案を拒否し独房に入る。
ホブスが独房に入ると、向かいの独房にはかつての宿敵であるデッカードが入れられていた。
その後、ノーバディの計画により刑務所の扉が解錠され、混乱に乗じてホブスとデッカードは逃走する。
ノーバディはふたりを新たな基地であるノーウェアへ連れていく。
そこにはノーバディが保護していたファミリーのメンバーもいた。
ホブスらファミリーは、ドミニクはサイバーテロリストのサイファーと組んでいることを聞かされる。
ノーバディはファミリーにサイファーの追跡及びドミニクの確保を命じる。
ここで、助っ人としてかつての宿敵デッカードが現れ、ノーバディはファミリーと共闘するように命じる。
ファミリーたちはゴッドアイでサイファー、ドミニクの居場所を探知するが、ふたりがいた場所は新たな基地であるノーウェアだった。
サイファー、ドミニクはノーウェアを襲撃し、同時にゴッドアイも奪い去る。
場面はサイファーの活動拠点であるゴーストフライト内に移る。
そこで、ドミニクがサイファーに協力した理由は、かつての恋人エレナとその子供が監禁され脅されているからだと明かされる。
ドミニクはエレナとの間に子供がいたことを知り、このふたりを守るため仕方なくサイファーに協力しているのだった。
そして、サイファーはドミニクにロシア国防大臣から核ミサイルの発射コードを奪取するよう命じる。
その任務中に行動を悟られたドミニクはファミリーから阻まれるも逃走。
その後、デッカードと鉢合わせるも彼を撃ち更に逃走した。
しかし、逃走の際に核ミサイルのコードが入ったケースをレティに奪われ、取り戻そうと追跡しケースは取り返すがレティを撃つことはできなかった。
ゴーストフライト内に戻ったドミニクはサイファーから一連の失態を責められる。
サイファーはドミニクの目の前でエレナの命を奪う。
さらに、サイファーはドミニクに、次に裏切れば息子も同じ目に遭うと告げる。
ドミニクは次の作戦地であるウラドビンの基地へ向かい、電磁パルス砲を駆使しながら基地内への侵入に成功し、任務である潜水艦のハッキングにも成功した。
任務終了後、帰還を試みるドミニクだったが、ファミリーに足取りを調べられ妨害をされてしまう。
それを知ったサイファーはハッキングした潜水艦を起動する。
ファミリーは潜水艦から核ミサイルが発射されることを知り、阻止するため潜水艦内に潜入し核ミサイルの発射用チップを奪おうとするも見つけることができない。
サイファーは発射用チップを奪われる前に核ミサイルの発射ボタンを押し、発射までのカウントが始まってしまう。
残り数秒のところでファミリーはタイマー用のチップを外すことに成功し、核ミサイルの発射阻止に成功する。
しかし、サイファーは潜水艦を遠隔で操作し海中へ潜航させた。
その後、ファミリーは潜水艦が外洋へ出ることを防ごうと、武装集団に追われながら海中ゲートまで向かう。
なんとか武装集団を退けつつあと少しで海中ゲートというところで、ファミリーたちが走らせる車の下から潜水艦が急浮上し絶体絶命の危機を迎える。
その頃、ゴーストシップでは死んだはずのデッカードとその弟がドミニクの息子奪還のため潜入していた。
デッカードが無事ドミニクの息子奪還したという知らせを受け、ドミニクはサイファーを裏切り攻撃を受けているファミリーの救出に向かう。
しかし、サイファーは熱誘導ミサイルを潜水艦からドミニク含むファミリーに向けて発射する。
ドミニクは自身がおとりとなって熱誘導ミサイルを潜水艦まで誘導し、潜水艦の破壊に成功する。
デッカードはサイファーを追い詰めるももう少しのところで逃げられてしまう。
そして、ドミニクの息子を無事に保護して帰還する。
ファミリー、デッカードは無事任務を遂行しニューヨークへ戻り皆でバーベキューを行う。
ホブスは外交保安局に戻らないかと言われるも愛娘との時間を優先し休職する。
エレナの「ファーストネームはあなたがつけて」という言葉に従い、ドミニクは息子に「ブライアン」と名付け物語は幕を閉じる。
映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」の感想
本作「ワイルド・スピード ICE BREAK」は、ドミニクがサイファーの画策によりファミリー、またレティを裏切るところから始まります。
しかし、ファミリー、特にレティはドミニクのことを最後まで信じ続け、その裏切りには何か裏があると思いドミニクを助けようとする絆にとても感動しました。
また、ドミニクの昔の恋人エレナが命を落とすシーンではどこか切なく、同時に悲しみがあふれてきます。
そして、以前は敵だったデッカードが仲間に加わり共に戦うシーンには、昨日の敵は今日の友という言葉を思い起こさせてくれました。
そのほか、デッカードがドミニクの息子を救出するシーンでは、強面のデッカードが子供をあやしながら敵と戦うさまがオチャメでとてもかわいかったです。
最後に、本作では仲間との友情、絆、また愛する人の死による別れ、これらをうまく盛り込み、そして表現して感動を与えてくれる作品だと感じました。
映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」のスタッフ
監督：Ｆ・ゲイリー・グレイ
製作：ニール・Ｈ・モリッツ、マイケル・フォトレル、ヴィン・ディーゼル
製作総指揮：アマンダ・ルイス、サマンサ・ヴィンセント、クリス・モーガン
キャラクター創造：ゲイリー・スコット・トンプソン
脚本：クリス・モーガン
撮影：スティーヴン・Ｆ・ウィンドン
プロダクションデザイン：ビル・ブルゼスキー
編集：クリスチャン・ワグナー、ポール・ルベル
音楽：ブライアン・タイラー
映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」のキャスト※()内は日本語吹替版キャスト
ドミニク・トレット（ドム）：ヴィン・ディーゼル(楠大典)
ルーク・ホブス：ドウェイン・ジョンソン(小山力也)
デッカード・ショウ：ジェイソン・ステイサム(山路和弘)
レティ・オルティス：ミシェル・ロドリゲス(甲斐田裕子)
ローマン・ピアース：タイリース・ギブソン(松田健一郎)
テズ・パーカー：クリス・“リュダクリス”・ブリッジス(渡辺穣)
ラムジー：ナタリー・エマニュエル(坂本真綾)
エレナ・ネベス：エルサ・パタキ(坂井恭子)
ミスター・ノーバディ：カート・ラッセル(大塚芳忠)
サイファー：シャーリーズ・セロン(田中敦子)
リトル・ノーバディ：スコット・イーストウッド(小野大輔)
マグダレーン・ショウ：ヘレン・ミレン(沢田敏子)
アラン外交保安部長：パトリック・セント・エスプリト(岡井カツノリ)
オーウェン・ショウ：ルーク・エヴァンス(東地宏樹)
コナー・ローズ：クリストファー・ヒヴュ(高木渉)
ラルド：セレスティン・コルネイユ(俊藤光利)
テゴ・レオ：テゴ・カルデロン
リコ・サントス：ドン・オマール(吉村昌広)
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映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」の関連作品
ワイルド・スピード (2001)
監督：ロブ・コーエン
出演：ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス他
ロサンゼルスを走り回るドミニクはレースを挑んでくる相手を下し続け闇レースで1万ドルも稼ぐ腕前。
ある日、レースを挑んできた潜入捜査中の警察官であるブライアンとドミニクの間には友情が生まれ…。
ワイルド・スピードＸ２ (2003)
監督：ジョン・シングルトン
出演：ポール・ウォーカー、タイリース、コール・ハウザー他
警察官の職を失ったブライアンはドミニク同様レースで賞金を稼ぐようになる。
だが、警察の一斉取り締まりによりブライアンは逮捕されてしまう。
ブライアンはマネー・ロンダリング組織のカータ ーを逮捕するためのおとり捜査に協力させられることになり…。
ワイルド・スピードＸ３ TOKYO DRIFT (2006)
監督：ジャスティン・リン
出演：ルーカス・ブラック、バウ・ワウ、JJ. Sonny Chiba他
違法運転の常習犯である高校生のショーンは自身の引き起こした事故のせいで少年院に送られそうになる。
軍人である父をを頼り日本に渡ったショーンだが、ひょんなことからドリフト レースの天才ドライバーD.Kと対決することになり…。
ワイルド・スピード MAX (2009)
監督：ジャスティン・リン
出演：ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス他
ワイルド・スピード MEGA MAX (2011)
監督：ジャスティン・リン
出演：ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ジョーダナ・ブリュースター、ウェイン・ジョンソン他
ワイルド・スピード EURO MISSION (2013)
監督：ジャスティン・リン
出演：ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲス他
ワイルド・スピード ＳＫＹ ＭＩＳＳＩＯＮ (2015)
監督：ジェームズ・ワン
出演：ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲス他
ワイルド・スピード／スーパーコンボ (2019)
監督：デヴィッド・リーチ
出演：ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバ他
ワイルド・スピード／ジェットブレイク (2020)
監督：ジャスティン・リン
出演：ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲス、ジョン・シナ、シャーリーズ・セロン他
監督：Ｆ・ゲイリー・グレイのその他の作品
メン・イン・ブラック：インターナショナル (2019)
出演：クリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソン、リーアム・ニーソン他
「メン・イン・ブラック」シリーズ第4作にして初のスピンオフ作品。
“メン・イン・ブラック”で働くことになった女性エージェントＭはロンドン支部に派遣される。
Ｍは軽薄なエージェントＨとコンビを組み、組織内の裏切り者を探るが…。
出演：ドウェイン・ジョンソンのその他の作品
ジュマンジ／ネクスト・レベル (2019)
監督：ジェイク・カスダン
出演：ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート他
クリス・ヴァン・オールズバーグの児童文学を原作とする作品。
3回目の映画化となり、「ジュマンジ／ウェルカム・トゥ・ジャングル」の続編となる。
前作で何とかゲームをクリアし現実世界に戻ったスペンサーたちだったが、壊したはずだったゲーム「ジュマンジ」をスペンサーはこっそりと元通りにして…。
出演：カート・ラッセルのその他の作品
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド (2019)
監督：クエンティン・タランティーノ
出演：レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、カート・ラッセル他
クエンティン・タランティーノが1969年のハリウッドと有名な”シャロン・テート事件”を背景に、映画産業で生きる人々の姿を描いた作品。
人気の降下に悩むTV俳優であるリック・ダルトンは復活の方法が見つけられずに焦っていた。
彼の専属スタントマンであるクリフ・ブースは公私に渡ってダルトンを支え続けていたが…。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
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