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カーアクション映画の代名詞ともいわれる世界中で大ヒットを記録した「ワイルド・スピード」シリーズ第2作。
今はなきポール・ウォーカー演じるブライアンが再び犯罪組織に潜入する映画「ワイルド・スピードX2」

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映画「ワイルド・スピードX2」の作品情報・あらすじ

ド派手なカーアクションで人気のシリーズ「ワイルド・スピード」の第二作目、「ワイルド・スピードX2」。

監督のジョン・シングルトン、前作から続投の主演ポール・ウォーカーは、どちらも今は亡き人となっており、切ない限りです…。

前作のロサンゼルスを飛び出し、マイアミを舞台に熾烈なストリート・カー・レースが繰り広げられます。
日本での公開は2003年8月23日。

2023年にはシリーズ最新作の「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」が公開されました。

あまりシリーズを知らない人でさえ、「ワイルド・スピード」といえばカーチェイスと連想するくらい、本シリーズの見所はなんといっても抜群にかっこいい車達と、その車で繰り広げられる手に汗握るカーアクションの数々です。

冒頭に出てくる街中のストリート・カー・チェイスを始め、麻薬組織の運び屋を決めるルール無用のカーレース、さらには車好き&ワイルド・スピード好きなら確実に拍手喝采するであろうマイアミ中のストリートレーサー達による大どんでん返し等々。

マイアミ特有のギラギラの太陽の下で色鮮やかなスポーツカーが、バキバキのカーチェイスを繰り広げる様を是非見てもらいたいです。

2021年公開予定の「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」が第9作目となる”ワイスピ”シリーズ。スピンオフとなる「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(19)を含めると合計10作品もの関連作品がある大ヒットシリーズです。

シリーズ全体を通すと、回を追うごとにどちらかというとドムとブライアンを中心としたチームの”ファミリー感”が増していっていますが、シリーズ当初はドライビングテクや車そのものをフューチャーしていた感じがある気がします。

世界中の車ファンを魅了し続け、さらには白熱のカーアクションとド派手などんでん返しを盛り込むエンターテイメント性抜群のストーリー、それらを絶妙なバランスで保ち続けていられるからこそ、ここまでの大ヒットを記録するシリーズとして存在し続けるのだと思います。

スーキー役のデヴォン青木は、撮影当時運転免許を取得していませんでした。

ブライアンとローマンが逃げ込む大型のガレージから飛び出す車は、実際にマイアミのストリートレーサーたちのものでした。
ブライアンがフェリーにジャンプするシーンは、CGではなく本物のカマロを使って撮影されました。

本作には以下のような自動車が登場します。

  • ブライアンの愛車は、青い日産スカイラインGT-R R34型12と、銀色の三菱ランサーエボリューションVII CT9A34です。スカイラインは冒頭のレースで使用し、ランサーエボリューションはベローンの運び屋として潜入する際にFBIから貸し出された車です。
  • ローマンの愛車は、パープルの三菱エクリプススパイダーGTS D52A34と、金色のダッジ チャレンジャーR/T 1970年式56です。エクリプスはブライアンと同じくFBIから借りた車で、チャレンジャーはベローンの金を運ぶ際に乗り換えた車です。
  • スーキーの愛車はピンクのホンダS2000 AP1型3です。ボディにはグラフィックが施されており、目立つ外見をしています。
  • ベローンの愛車は赤いフェラーリF355スパイダー です。パーティのシーンや最後の逃亡シーンで使用しています。

この映画のロケ地は主にフロリダ州のマイアミです。
マイアミの街中や高速道路でのカーチェイスシーンが多く見られます。
また、オープニングのレースシーンはアリゾナ州のタルサで撮影されました。
他にもカリフォルニア州のサンタクラリタなどが使われています。

最新作を見る前に、是非ともシリーズを見返してみても良いのではないでしょうか?

映画「ワイルド・スピードX2」のあらすじ

前作「ワイルド・スピード」で、友人となったドムことドミニク(ヴィン・ディーゼル)の逃亡を手助けしたことで警察官の職を失ったブライアン。

ロサンゼルスを追われることになった彼は、あらゆる人種が集まる街・マイアミでストリート・カー・レースの賞金稼ぎをしていた。

賞金を手にしたのもつかの間、一斉取り締まりで逮捕されてしまうブライアンだったが、警察によって再び囮捜査に協力することとなる。

標的は貿易商として巨額の富を築きマイアミを牛耳る男、カーター・ベローン。
表の顔は貿易商だが、裏では麻薬の密売を行い、マネー・ロンダリングを行う組織のボスだった。

超極秘の囮捜査となるため、ブライアン達の潜入計画を知るのは連邦警察のごくわずか。
もちろん命の保証はナシ。

無理難題を突きつけられつつも後がないブライアンは、喧嘩別れをしていた幼馴染のローマンを相棒に、ベローンが主宰する麻薬の運び屋を決めるレースに見事優勝し、運び屋として組織に潜入することに成功する。

しかし、その裏では彼らも知らない裏切り計画も進行しており、しかも、彼らを潜入捜査官とは知らない地元警察も入り乱れ、大混乱のカーチェイスへと発展してしまう。
果たして、彼らは無事このピンチを抜け出すことが出来るのかー?!

映画「ワイルド・スピードX2」のスタッフ

監督:ジョン・シングルトン
製作:ニール・H・モリッツ
製作総指揮:マイケル・フォトレル、リー・R・メイズ
キャラクター:ゲイリー・スコット・トンプソン
原案:ゲイリー・スコット・トンプソン、マイケル・ブラント、デレク・ハース
脚本:マイケル・ブラント、デレク・ハース
撮影:マシュー・F・レオネッティ
編集:ブルース・キャノン、ダラス・プエット
音楽:デヴィッド・アーノルド

映画「ワイルド・スピードX2」のキャスト※()内は日本語吹替版キャスト

ブライアン・オコナー:ポール・ウォーカー(森川智之)
ローマン・ピアース:タイリース(楠大典)
カーター・ヴェローン:コール・ハウザー(てらそままさき)
モニカ・フエンテス:エヴァ・メンデス(朴璐美)
テズ・パーカー:リュダクリス(江川央生)
スーキー:デヴォン青木(小池栄子)
スラップ・ジャック:マイケル・イーリー
オレンジ・ジュリアス:アマウリー・ノラスコ(三宅健太)
エージェント・ビルクニス:トム・バリー(郷里大輔)
エージェント・マーカム:ジェームズ・レマー(水野龍司)
ホイットワース刑事:マーク・ブーン・ジュニア(辻親八)
ダーデン:エリック・エステバリ(新垣樽助)

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映画「ワイルド・スピードX2」の関連作品

ワイルド・スピード (2001)
監督:ロブ・コーエン
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス他
記念すべきシリーズ第1作目。
ロサンゼルスを舞台にストリートレーサー達のド派手なカーアクションを描き、大ヒットを記録する。

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (2006)
監督:ジャスティン・リン
出演:ルーカス・ブラック、バウ・ワウ、サン・カン他
シリーズ第三作目。
「ワイスピ」シリーズではあるけれど、ワイスピ軸ではない、シリーズ内でも異質の作品。
舞台を東京にしており、登場人物も一新されている。
ここで登場するサン・カン演じるハンは、後のワイスピファミリーとなる。

ワイルド・スピード MAX (2009)
監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス他
シリーズ第四作目。
監督にジャスティン・リンを迎え、主演のヴィン・ディーゼルが製作にも加わることとなる。
「スター・ウォーズ」「ゴットファーザー」のような壮大な”ファミリー”の絆をメインに据えたワイスピシリーズ始まりの作品。

ワイルド・スピード MEGA MAX (2011)
監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン他
シリーズ第五作目。
過去のシリーズ回に出演したキャラクター達が再登場し、ワイスピファリミーが出来上がっていく。
ブラジル・リオデジャネイロを舞台に、金庫ごと街中を引き回すというまさかのカーアクションも見応えたっぷり!

ワイルド・スピード EURO MISSION (2013)
監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン他
シリーズ第六作目。
舞台をイギリス・ロンドンに移し、“ファミリー”の絆をより強く感じさせる作品。
本作のラストで、これまで世界を転々としていたドミニク達は、ようやくロサンゼルスの我が家への帰還を果たす。

ワイルド・スピード SKY MISSION (2015)
監督:ジェームズ・ワン
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン他
シリーズ第七作目。
前作でそれぞれの平穏な生活を取り戻したファミリー達に再び事件が降りかかる。
再度集結したファミリーの絆と、本作のクランクアップを前に事故で逝去したポール・ウォーカーへの追悼の想いが溢れる、涙無しでは見られない作品。

ワイルド・スピード ICE BREAK (2017)
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム他
ポールの死を乗り越え、ファンの期待を裏切らないカーアクションも健在のシリーズ第八作目。
メインどころの俳優が全員スキンヘッドというイカツさもさることながら、肉弾戦の迫力も増量されている。

ワイルド・スピード/スーパーコンボ (2019)
監督:デヴィッド・リーチ
出演:ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバ他
シリーズ初のスピンオフ作品。
前作「ワイルド・スピード ICE BREAK」から2年後を舞台に、ホブスとショウを主人公に描いた作品。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク (2020)
監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、シャーリーズ・セロン他
「ワイルド・スピード ICE BREAK」から5年後、一児の良き父親として生活を送るドミニクだったが、ある日息子が誘拐されてしまう。
誘拐犯を追った先には実の弟ジェイコブの姿が…。
自身の実の家族と、絆を深めてきた”ファミリー”との間で揺れるドミニクにも注目。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト (2023)
監督:ルイ・ルテリエ
出演:ヴィン・ディーゼル、ジェイソン・モモア、ミシェル・ロドリゲス、ヘレン・ミレン他

出演:ポール・ウォーカーのその他の作品

ロードキラー (2001)
監督:ジョン・ダール
出演:ポール・ウォーカー、スティーヴ・ザーン、リーリー・ソビエスキー他
アメリカ横断の旅をしている若者たちが、軽い気持ちでしかけたイタズラにより恐怖の体験をすることになる様を描く。

出演:タイリース・ギブソンのその他の作品

トランスフォーマー (2007)
監督:マイケル・ベイ
出演:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ヒューゴ・ウィーヴィング(声の出演)

デス・レース (2008)
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ジェイソン・ステイサム、ジョーン・アレン、イアン・マクシェーン、タイリース・ギブソン他

トランスフォーマー/リベンジ (2009)
監督:マイケル・ベイ
出演:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン他

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン (2011)
監督:マイケル・ベイ
出演:シャイア・ラブーフ、ジョシュ・デュアメル、ジョン・タートゥーロ、タイリース・ギブソン他

モービウス (2022)
監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:ジャレッド・レトー、マット・スミス、アドリア・アルホナ、タイリース・ギブソン他
「スパイダーマン」のヴィランであるモービウスを主人公とした作品。
天才医師マイケル・モービウスは自らの難病の治療法を求め、コウモリの血液による血清を自分の体に注射するが…。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
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