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映画「ドラゴン・タトゥーの女」吹き替えフル動画 洋画

スティーグ・ラーソンによる世界的ベストセラーとなったミステリー小説を原作とする作品。
40年前に発生した少女の失踪事件を調べるジャーナリストは資産家一家の闇を知ることになる。
「セブン」「ファイト・クラブ」のデビッド・フィンチャーが監督を務め、ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ、ステラン・スカルスガルドなどが出演した映画「ドラゴン・タトゥーの女」

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映画「ドラゴン・タトゥーの女」の作品情報・あらすじ・感想

監督を『ファイト・クラブ』(1999)、『セブン』(1996)のデヴィッド・フィンチャーが務め、原作はスティーグ・ラーソン。

『007』シリーズのダニエル・クレイグ、同監督作品の『ソーシャル・ネットワーク』(2011)で短い出演ながらも注目を集めたルーニー・マーラが共演した。

本作はスウェーデンのジャーナリスト、そして小説家として知られるスティーグ・ラーソンによる推理小説『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』を原作としている。
スウェーデン版映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』が2009年に公開され、本作はこれに次ぐハリウッド版映画である。

あるときは100回以上ものテイク数を重ねるなど、綿密で正確さを外さない鬼監督デヴィッド・フィンチャーの代表作のひとつ。
本作はスウェーデン版に勝るとも劣らない人気ぶりである。

ひと言でミステリー映画と呼ぶには惜しいほど、見る者を疲弊させるシーンもあり。
一筋縄ではいかないストーリーで、大ボリュームであるが飽きさせない。

映画「ドラゴン・タトゥーの女」のあらすじ

スウェーデンの出版社「ミレニアム」の記者ミカエル(ダニエル・クレイグ)は、大物実業家ヴェンネルストレム(ウルフ・フリバーグ)の不正を告発する記事を執筆するが名誉棄損で訴えられ有罪判決を受けてしまう。

そんなミカエルのもとにかつて著名な実業家として知られたヘンリック・ヴァンゲル(クリストファー・プラマー)の弁護士であるフルーデから連絡が入る。
電話の内容はミカエルにヘンリックのいるヘーデスタ島へ来るよう、そしてヘンリックに会うようにと要求するものだった。

ヘーデスタに到着したミカエルはヘンリックから一族の評伝を執筆してほしいと頼まれるがそれは表向きの理由で、真の依頼はヘンリックの孫娘ハリエット(モア・ガーペンダル)の失踪事件の解明だった。
ミカエルはヴェンネルストレムの腐敗の証拠を報酬に、ヘンリックからの依頼を引きうけることにする。

ミカエルが調査を開始するとハリエット失踪事件に関する膨大な資料のなかに、ハリエットが残したノートに書かれた名前と謎の数字が見つかる。
ノートを見ていた当時の担当刑事は、この事件はレベッカ事件とよく似た迷宮入り事件だと語るのだった。

ミカエルは事件当日に行われたパレードの写真のなかにハリエットを見つける。
そこに写る彼女は何かを見て驚いたような表情をしていた。
ミカエルはハリエットの視線の先の”何か”が事件に関わる重大なヒントだと推測する。

さらに、訪ねてきたミカエルの娘の何気ない言葉からノートの数字が旧聖書のレビ記と関連していると気づく。
数字の隣に記された名前のひとつは1940年代にむごいなきがらとなって発見された人物のイニシャルであり、元刑事が語ったレベッカ事件の被害者”レベッカ・ヤコブソン”だった。

調査は難航したため、ミカエルはアシスタントを要求する。
弁護士フルーデはミカエルの身辺調査を担当したリスベット(ルーニー・マーラ)という若い女性を紹介する。
リスベットは首から背中、全身にかけてドラゴンのタトゥーを入れていた。

アシスタントになったリスベットがノートに記された残りの名前が誰のものなのかを調べると、それはレベッカ事件同様、なきがらで発見された未解決事件の女性たちの名前だった。
被害者はいずれもユダヤ系で旧聖書になぞらえて命を奪われており、ハリエットもこれらの事件を追っていたようだ。

ミカエルはハリエットの視線の先の真相をあぶり出そうと当時の地元民に当たり目的の写真を入手する。
また、他の糸口はないかと改めて当時を洗い出したミカエルとリスベットは、ハリエットの父であるゴットフリードが溺れて命を落とした事件のことを知る。

ミカエルはゴットフリードの事件の現場となった桟橋を見に行く。
しかし、道中で何者かに狙撃され頭をケガし、命からがら逃げてくるのだった。

※映画の序盤からリスベットのシーンもありリスベットの状況が語られるが、ここではあえて省いている。
なかなかショッキングなシーンが多いが、実際に映画を観て楽しんでもらいたい。

映画「ドラゴン・タトゥーの女」の感想

まずは度肝を抜かれるオープニング。
とてもスタイリッシュでカッコよく、序盤から引き込まれる。

日本人には馴染みのない名前たちがズラズラと並んで整理が難しいが、キーワードとなる人物は限られてくるので最後まで諦めず見てほしい。

最後のシーンでは淡い恋心も描かれ、恋愛ものを観ていたかと勘違いするほど甘酸っぱかった。

映画「ドラゴン・タトゥーの女」のスタッフ

監督:デビッド・フィンチャー
製作:スコット・ルーディン、オーレ・ソンドベルイ、ソーレン・スタルモス、シーン・チャフィン
製作総指揮:スティーブン・ザイリアン、ミーケル・バレン、アンニ・ファウルビー・フェルナンデス
原作:スティーグ・ラーソン
脚本:スティーブン・ザイリアン
撮影:ジェフ・クローネンウェス
美術:ドナルド・グレアム・バート
編集:カーク・バクスター、アンガス・ウォール
衣装:トリッシュ・サマービル
音楽:トレント・レズナー、アティカス・ロス

映画「ドラゴン・タトゥーの女」のキャスト※()内は日本語吹き替え版声優

ミカエル・ブルムクヴィスト:ダニエル・クレイグ(てらそままさき)
リスベット・サランデル:ルーニー・マーラ(東條加那子)
ヘンリック・ヴァンゲル:クリストファー・プラマー(稲垣隆史)
ディルク・フルーデ:スティーブン・バーコフ(浦山迅)
マルティン・ヴァンゲル:ステラン・スカルスガルド(土師孝也)
ニルス・ビュルマン:ヨリック・バン・バーヘニンゲン(北川勝博)
ホルゲル・パルムグレン:ベント・カールソン
エリカ・ベルジェ:ロビン・ライト(佐々木優子)
ドラガン・アルマンスキー:ゴラン・ビシュニック(田中正彦)
セシリア:ジェラルディン・ジェームズ(宮寺智子)
アニタ:ジョエリー・リチャードソン(田中敦子)
イザベラ・ヴァンゲル:インガ・ランドグレー(谷育子)
ハラルド・ヴァンゲル:ペル・マイヤーバーグ(塚田正昭)
グンナル・アンデルソン:マッツ・アンデルソン
アンナ・ニーグレン:エバ・フリトヨフソン
グスタフ・モレル:ドナルド・サムター(小島敏彦)
ミリアム・ウー:エロディ・ユン
ペニラ:ジョセフィン・スプランド(羽飼まり)
アニカ:エンベス・デイビッツ(山像かおり)
ハンス=エリック・ヴェンネストレム:ウルフ・フリバーグ(河本邦弘)

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映画「ドラゴン・タトゥーの女」の関連作品

監督:デビッド・フィンチャーのその他の作品

ファイト・クラブ (1999)
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:エドワード・ノートン、ブラッド・ピット、ヘレナ・ボナム・カーター他

ゴーン・ガール (2014)
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス他
デヴィッド・フィンチャーが監督を務めたミステリー映画。
妻「エイミー」の失踪を発端に主人公やエイミー、周りの人間の思惑を事細かに描写しているムナクソ映画。

出演:ダニエル・クレイグのその他の作品

007 ノー・タイム・トゥ・ダイ (2021)
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
出演:ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック、レア・セドゥ他
6代目「ジェームズ・ボンド」(架空のイギリスMI6エージェント)をダニエル・クレイグが演じる。
クレイグは本作を持ってボンド役を引退した。

出演:ルーニー・マーラのその他の作品

キャロル (2015)
監督:トッド・ヘインズ
出演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、サラ・ポールソン他
1950年代のニューヨークを舞台にふたりの女性たちの恋愛事情をリアルに描いた人生ドラマ。
ルーニー・マーラは本作でカンヌ国際映画祭の女優賞を受賞した。

ナイトメア・アリー (2021)
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ルーニー・マーラ他

出演:ステラン・スカルスガルドのその他の作品

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち (1997)
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ロビン・ウィリアムズ、マット・デイモン、ベン・アフレック、ステラン・スカルスガルド他

ディープ・ブルー (1999)
監督:レニー・ハーリン
出演:トーマス・ジェーン、サフロン・バロウズ、サミュエル・L・ジャクソン、ステラン・スカルスガルド他

天使と悪魔 (2009)
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、アイェレット・ゾラー、ユアン・マクレガー、ステラン・スカルスガルド他

DUNE/デューン 砂の惑星 (2020)
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ゼンデイヤ、ステラン・スカルスガルド他

ソー:ラブ&サンダー (2022)
監督:タイカ・ワイティティ
出演:クリス・ヘムズワース、クリスチャン・ベイル、テッサ・トンプソン、ステラン・スカルスガルド他
「マーベル・シネマティック・ユニバース」29作目となる作品。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーと宇宙を旅して人々に救いを与えていた雷神・ソーだったが、”神殺し”ゴアが地球に向かったという話を聞いて急ぎ地球に帰還する…。

出演:ロビン・ライトのその他の作品

マネーボール (2011)
監督:ベネット・ミラー
出演:ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル、フィリップ・シーモア・ホフマン、ロビン・ライト他

ワンダーウーマン (2017)
監督:パティ・ジェンキンス
出演:ガル・ガドット、クリス・パイン、ロビン・ライト他

ワンダーウーマン 1984 (2020)
監督:パティ・ジェンキンス
出演:ガル・ガドット、クリス・パイン、クリステン・ウィグ、ロビン・ライト他
「ワンダーウーマン」の続編であり、「DCエクステンデッド・ユニバース」の9作目となる作品。
時を超えて生き続けるダイアナ=ワンダーウーマンは、1984年のアメリカで博物館で働きながら悪と戦っていた。
ある日、博物館に願いをかなえるという”マジック・ストーン”が持ち込まれるが…。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
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